管理人の日記 〜2003年4月〜先月日記トップ翌月
4月29日(火) シンポジウム 古代武蔵国を考える−役所・寺院・文字−

4月26日(土) 『同潤会記憶アパートメント』Vol.3 ーKIOKU夢どうり426ー

4月6日(日) 土坑墓出土の小形土器〜町田市立博物館「発掘された町田の遺跡」〜
 町田市の藤の台団地の一角に建つ町田市立博物館で開催中の「発掘された町田の遺跡」展を見学してきた。1月の日記で取り上げた田端遺跡の新資料を期待してのことだったが、行ってみると期待以上の収穫であった。
 町田市内の代表的な考古資料が展示される本展だが、特に「田端遺跡とその周辺」と題したテーマ展示が行われており、田端、なすな原、野津田上の原などの後期の土坑墓群が検出されている遺跡の資料が並べられていた。田端・なすな原は後期から晩期までの葬送・祭祀の資料として古くから知られている遺跡であり、また近年報告された野津田上の原も後期の集落中央部に墓域が設けられていた貴重な遺跡である。これらの遺跡の土坑墓から出土した小形土器も比較的多く展示されていた。
 鉢などの小形土器の副葬は加曽利B式期の南西関東を中心とする時空間に特徴的な現象である。それはなぜなのか?理由を探ることは難しいだろうが、その背景は探れないだろうか。卒論作成に向けて、そうした線での分析が可能か、検討中である。本展では、そのようなことを考えながら眺めただけだが、いずれ類例の観察を行ってみたい、と感じた次第である。

 このほか、なすな原遺跡からは草創期の土器や、後期の注口土器、晩期の亀ヶ岡系の土器、後・晩期の石棒類などが展示されていたし、忠生遺跡群をはじめとする中期の土器や鶴川遺跡の異形台付土器なども興味深いものであった。
 また、博物館に近接して1971年に公園化され、1992年に都史跡に指定された本町田遺跡がある。満開の桜の中に数軒の縄文・弥生の復元住居がたたずんでいた。町田市内では団地造成に先立ち多くの遺跡群が調査されたが、その初期に、縄文・弥生の両時代にわたる貴重な遺跡遺跡として残されたものであり、博物館がこの地に立つ所以ともなっている。(03/4/29)


4月4日(金) 新年度スタート!
 新年度がはじまりました。いよいよ最終学年です。
 今日は、120周年記念事業として立てられた新校舎でのガイダンス。なんと教職課程で必修科目が1つ増えてしまったとか。前日までにネットで公開されているシラバスを見て既に時間割を完成させていた私にとってはまた時間割の作り直しです。

 さて、3月9日以来、途絶えていた管理人の日記ですが、ぼちぼち再開するとしましょう。
 なぜ日記が更新されなかったのか? いくつか理由があります。その理由1つ1つで一文章書けちゃうのですが、ここでまとめて書いてしまいましょう。

1.一人暮らしをはじめました。
 少し遅くなりましたが、ご報告。生まれ育った伊勢原を離れ、都内で一人暮らしをはじめました。
 伊勢原から下北沢乗換えで大学まで、電車で1時間半。しかし朝や終電近くの混みようは半端ではありません。そこで行きは少し早く出て海老名始発に乗りかえ、帰りは新宿まで出て、少し待って座わって帰る。「軟弱者」と言われるかもしれませんが、結局片道2時間以上。そんな生活を1年間続けた結果、だんだん家に帰るのが馬鹿らしくなってきました。そこで、今更ながら大学の近くに引っ越すことにしたのです。本当は1年前から考えていたのことなのですが、このたびようやく実現したのです。
 2月半ばに第一陣として本と布団の引越し。ついで電気製品が届き、3月はじめにその他の雑物を持ってきて引越し完了。
 場所は、以前から住んでみたかった井の頭沿線。急行なら10分で渋谷につきます。今まで親がやってくれていたこともやらなければならないし、今まで殆ど本代か旅行代に使えたバイト代も食費やらなにやらに回さなければならない。でも、1ヵ月半過ぎてみて思うに、時間が自由になるので、生活全般にゆとりがうまれた感じです。

2.学術フロンティアの年度報告書の編集のお手伝い。
 去年の春休みは、四国へ行ったり、大島へ行ったり、いろいろ出かけてきましたが今年はずっと学校に通っていました。それはバイト先でもある学術フロンティア事業の年度報告の編集のお手伝いその他もろもろのためでした。
 今年は私も少しだけ書かせていただいた、というのもあるのですが、より良いものをという思いで、細かいところまで全般的にお手伝いしました。そこで分かったことは、何度見ても訂正箇所が見つかる、ということ。最後の最後に大きなミスを発見してしまったので、他にもそうした箇所があるのではないかと気が気でなりません。
 ようやく今日4月4日。報告書は刷り上ってきました。まずは難しい注文を引き受けてくれた印刷所の方に感謝です。
 内容は、近いうちにWeb版を公開する予定ですので、しばらくお待ちください。


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