管理人の日記 〜2004年3月〜先月日記トップ翌月
3月23日(火) パソコン復活
 2月中旬、パリから戻り、デジカメのデータを移している途中、パソコンが動かなくなった。Windowsの調子が悪いらしいことは分かったが、私にはどうにもできない。一度、メーカーに状況を確認に出したが、修理が必要だという。最後のバックアップは1月はじめ。このままでは、卒論データや、ロンドン・パリの写真が消えてしまう。
 結局データー復旧の会社にお願いしてデータの回収を行った。マイドキュメントは、Windowsとパーティションを分けていたおかげで簡単に取り出せるようだが、それはほぼバックアップ済みのデータで、肝心の卒論データとデジカメ写真は作業中だったのでデスクトップにおいていた。これを回収するのに6万円必要だという。う〜ん。一回どこかへ旅行へ行ってこれる金額である。しかし、それらのデータ入力にかけた時間の時給計算をすれば高すぎる金額ではない。
 もう一度、修理に出しようやく復活。保証期間内だったので修理代は0。ロンドン・パリ旅行をはじめ、日記に書くべきことはいろいろあるし、卒論も完成させなければならない。やることは多い。

3月21日(日) 卒業式
 たまプラーザキャンパスで卒業式が行われた。
 私自身は卒業するという実感は全くないのだが、久しぶりにあった友人の多くが今後ほとんど会えない状況になるという点では、感慨深いものがある。

3月20日(土) 鹿島信仰展
 教授に同行して、茨城県立歴史館で開催されている特別展「鹿島信仰」を見学した。
 まず、全国のカシマという地名と地形・鹿島神社との関係や、国名以外で唯一「鹿島」の地名が掲載されている『拾介抄』の行基図など鹿島の地について紹介される。
 ついで、古代においては、国譲り神話に登場する神、東北開拓の神、藤原氏の氏神として、中世では武家政権や武士の崇敬を集めた武神として、近世では鹿島事触や地震除け・世直しなどの庶民の神として多様に展開してきた信仰のあり方が、?霊剣、悪路王の首、春日神鹿御正体、寄進状、名所図会や鯰絵などの資料で示される。
 さらに、庶民の鹿島信仰として、鹿島神宮の祭礼、鹿島事触や鹿島講など信仰普及の資料、鹿島様・鹿島舟・鹿島踊りなど各地域におけるそれぞれの鹿島信仰の姿が紹介される。
 この特別展は、鹿島をめぐる多様な信仰のあり方が、国宝・重文を含む、工芸・文書・絵図・民俗資料など1つ1つが興味深い多角的な資料によって提示されており、常陸から発信された多様な鹿島信仰のあり方を一望する非常に充実した展示であった。図録が完売したのも頷ける。

 この後は雪のため、予定していた大串貝塚はあきらめ、大洗へ直行し、幕末と明治の博物館、大洗磯前神社をまわるのみであった。幕末と明治の博物館は、昭和4年に常陽明治記念館として設立された古い博物館で、その建物や展示ケースは歴史を感じさせるものであった。大洗磯前神社は、文徳実録斉衡3年(856)12月条に「常陸国上言鹿島郡大洗磯前有神新降」とあり、延喜式に「大洗磯前薬師菩薩神社」として登場する。

3月16日 中屋敷遺跡の発掘
 昭和女子大学が発掘調査中の、神奈川県大井町の中屋敷遺跡の見学に行ってきた。
 まずは、式内社である松田町の寒田神社と卒論でも扱った同町の金子台遺跡を見学。金子台遺跡は第一生命本社ビルの周辺で、その建設時に調査および資料採集が行われている。現在は、配石墓群が見られる状態で保存されている。土の部分はコンクリートで固められ、配石の部分のみ頭を出している格好である。同行した石器を専門に研究している同期生によれば、配石の中にも人為的に割られた石があるという。一定の形態を作り出すため材料となる石を加工していたということになる。こうした視点での配石の研究も面白いだろう。なお、出土品は現在昭和女子大学に移され、再整理が行われているが(これを昨夏観察させていただいた)、一部は第一生命本社ビルに展示されているという。今回はアポなしだったので受付で断られた。
   午後から、中屋敷遺跡へ。金子台遺跡とは1つ谷を挟んだ小さな丘陵上に位置する。ここは1933(昭和8)年に容器形土偶が見つかった遺跡で、1999年から昭和女子大学が調査を行っている。これまでに条痕文土器などが発見されており、墓の可能性もあるということであった。今回は、すでに2基の土坑が確認されており、土器も出土しているようである。
 事前に掘らされるかもしれない(掘らせてくれるかもしれない)と聞かされていたが、やはりネコ運びからはじまり、掘り下げまでやらせていただくことになった。数時間ではあったが、久しぶりの発掘で楽しい一時をすごすことができた。
 なお、今回の結果については「玲子の考古学教室」の掲示板に逐一報告されている。

3月14日(日) 古代吉備の国
   楯築遺跡
 コウモリ塚古墳
 吉備路郷土館
 備中国分寺
 備中高松城
 吉備津彦神社
 吉備津神社
 岡山県立博物館

3月12日〜13日(金・土) 吉備国際大学文化財総合研究センター

3月3日(水) 謝恩会

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