管理人の日記 〜2004年4月〜先月日記トップ翌月
4月24日(土) 先史考古学談話会での卒論発表
 大学院の研究会の一つである先史考古学談話会の論文発表会が開催され、卒論3本、修論3本、博論1本の発表が行われた。
 私も卒論発表の機会を与えていただいた。その要旨はノートに「先史考古学談話会発表要旨」として掲載するが、事例の基礎整理部分と冒頭で掲げた視点や文末の考察部分とがかけ離れていることなど、ありがたい御意見をいただいた。

4月14日(水) 「無電柱化推進計画」
 国土交通省から「無電柱化推進計画」が発表された。国交省発表資料によると昭和61年度から3期にわたる「電線類地中化計画」「新電線類地中化計画」に基づいて推進されてきたという。その割にはあまり実感がないが、今回の計画では市街地の幹線道路の無電柱化率を9%から17%へ、主要都市においてまちの顔となる道路の無電柱化率を48%から58%へ向上させるという。また、くらしのみちゾーン、重要伝統的建造物群保存地区等、バリアフリー重点整備地区、既成市街地等の区画整理事業・再開発事業地区、防災上、整備の緊急性が高い密集市街地などで面的整備に本格着手するという。
 電柱の問題はイギリス・フランス旅行の際も大きな関心を持った事柄である。国内でも、歴史的町並みなどにおいては電柱が撤去されている場所は少なくないが、イギリス・フランスではロンドン・パリはもちろん、ソールズベリやカルナックなどの地方の町にも電柱の姿はなかく、開放的な印象を強く受けた。
 まだまだ一般の市街地や非都市部では着手されないのかもしれないが、今後の施策に期待したい。

国土交通省:「無電柱化推進計画」の策定について


4月8日(木) 『若木考古』の発行
 私の所属している國學院大學考古學會では、34年ぶりに会報『若木考古』を発行した。通号で96号目になる。
 往時は専攻生の大多数が所属し、考古学の授業も殆どない中で、学部生主体で運営されてきた國學院大學考古學會も、現在の専攻生の増加、講義・講師の増加の中で学部1〜3年生を中心とした一学生サークルと化している。学部生の実習が2箇所に分かれ、ゼミも2〜3に分かれ、院生を主体とした研究会も時代・地域別に細別されている現在、新『若木考古』は、学術誌としてよりも、学部生・院生の接点としての役割を果たしたい。会報とはいえ、一サークルとしての考古學會の枠にとらわれず、前身の上代文化研究会のように民俗学・文献史学・神道史学・国文学などの幅広い分野の交流の接点ともなることを望んでいる。
 今回の『若木考古』の復刊は入学当時からそれを唱えてきた現在博士課程3年の先輩にようやく出されたようなものである。しかし、次号からは私達が編集の主体とならなければなるまい。

『若木考古』第96号 (平成16年3月31日発行 B5版8ページ)
 村端和樹・藤田征史「西大宮バイパスNo.6遺跡採集の石器」
 中野知幸「加藤有次先生を悼んで 博物館の地図記号」
 深澤太郎「折口信夫博士五十年祭記念 折口信夫と大場磐雄」
 追悼 加藤有次先生/卒業論文題目・修士論文題目/会員消息/平成十五年度活動報告

 本年は考古學會創立80周年でもあり、学部生・大学院生のみならずOB・OGの皆様のご支援もお願いいたします。


4月3日(土) 入学式

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