管理人の日記 〜2005年10月〜先月日記トップ翌月
10月27日(木) 茅野市尖石縄文考古館特別展「縄文時代の墓」

10月22日(土) 『史学研究集録』第31号執筆者発表大会

10月18日(木) 國學院大學学術フロンティア共催 白根記念渋谷区郷土博物館・文学館特別展「天神像」開始

10月10日(月) 町田市博物館所蔵資料調査

10月6日(木)〜8日(土) 長野県資料調査

10月1日(土) 『物見処遺跡2005』刊行祝い
 昨年の東伊豆町・伊東市での考古学実習の成果である『國學院大學考古学実習報告第40集 物見処遺跡2005』の刊行を祝った会が催された。内容は伊豆半島の歴史的環境の概要と実習の成果である東伊豆町峠遺跡の縄文時代早期土器の未報告分と、採集資料の報告である。残念ながら実習の性格上、オリジナルな部分は少ないのだが、1年間かけてまとめた後輩たちの努力に祝意を表したい。


10月1日(土) 「環状盛土遺構」研究の到達点
 さいたま市のプラザイーストで、馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラムの第1日目として表記のフォーラムが開催された。パネラーは、江原英・堀越正行・阿部芳郎・鈴木正博の各氏。具体的な根拠を提示して環状盛土遺構研究を行なっている研究者を選んだという。
 個別の内容については触れないが、単に「盛土」部分の検討ではなく、窪地・盛土外の状況、他遺跡との関係性など中期〜晩期の土地利用という幅広い視点からの議論が提示された。自然地形の利用を含めて考えるともはや「盛土」として一括できる状況ではなく、後・晩期の土地利用のいくつかの形態として考えるべきであろうという段階に至っていることを実感した。「環状盛土遺構」概念は解体され、後・晩期集落論へと昇華するのであろう。ただし、それは多種多様な議論の総称としての集落論である。その中で、なぜ「盛土」のような状況が後・晩期集落に目立つのかを考えるためには、当該地域・時期のみならず前期・中期、あるいは他地域との立地やセトルメントシステムの比較が有効であろう。
さわらび通信馬場小室山遺跡に学ぶ市民フォーラム-見沼をのぞんだ縄文むら-
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