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【1957年】
【『文化財保護の手引き』(神奈川県教育委員会)より】
文委庶第26号  
昭和32年6月22日
首部圏整備委員会事務局長
宮内庁次長
調達庁次長
行政管理庁次長
北海道開発庁次長
自治庁次長
防衛庁次長
経済企画庁次長
大蔵省大臣官房官房長
厚生省大臣官房官房長
農林省大臣官房官房長
林野庁長官
通商産業省大臣官房官房長
運輸省大臣官房官房長
郵政省大臣官房官房長
電波管理局長
建設省大臣官房官房長
文化財保護護委員会事務局長

文化財保護に関する関係省庁間の連絡強化について



 かねて貴省(庁)(委員会)に連絡して内意を得ていたことこのことについては、別添のとおり、昭和32年6月11日閣議了解になりましたので、今後、事務処理にあたっては、この閣議了解に基き連格を密にし、文化財の保護に協力くださるようお願いします。
 なお、権限委任等に基いて貴省(庁)(委員会)の地方支分部局において許認可等の事務を処理している場合ならぴに国の機関としての都道府県知事が貴省(庁)(委員会)所管の事務を処理している場合には、この閣議了解の趣旨に基いて連絡を密にするようよろしく御指示方お願いします。
 おって、各都道府県知事およぴ各都道府県教育委員会教育長あてには、それぞれ別紙写の通り依頼およぴ通知を出しましたので、参考までに添付します。

(文化財保護委員会事務局長から各都道府県教育委員会教育長あて)
 文化財の保護については、かねて格段の御配慮をお願いしているところでありますが、このたぴ、文化財保護に関する関係官庁間の連絡強化について、別添のとおり昭和32年6月11日閣議了解になりましたので、貴教育委員会においても、この閣議了解の趣旨にそって知事部局ともじゅうぶん連格を密にし、文化財の保護に遺憾のないようお願いします。
 なお、文化財保護法に基く現状変更許可申請等の書類が提出された場合において、当該現状変更等が各省各庁の地方支分部局または国の機関としての都道府県知事において処理する事務に関係のあるときは、これらの機関とも連絡の上、進達手続をとることとし、事務処理に遺憾のないようお取り運び願います。
 おって、都道府県知事あてには、別紙のとおり依頼しますから、御伝達ください。

(文化財保護委員会事務局長から各都道府県知事あて依頼)
 文化財の保護については、かねて格段のご配慮をいただいているところでありますが、このたぴ、文化財保護に関する関係官庁間の連絡強化について、別添のとおり昭和32年6月11日閣議了解になりましたので、貴職所管の事務処理にあたっても、この閣護了解の趣旨にそって連格を密にし、文化財の保護にいっそう協力くださるよう御依頼します。

別添

文化財保護に関する関係官庁間の連絡強化について

(昭和32年6月11日 閣議了解)
 近時、国土開発その他の事業の施行等にあたり、文化財保護に支障をきたすおそれが少なくないので、文化財の保護と事業の施行等との円滑な調整を図って文化財の保護に遺憾なきを期するため、関係各省各庁間における相互の連絡をいっそう緊密にするものとする。

理由
 国土開発等の公益的事業その他一般の工事等の施行が史跡名勝天然記念物その他の文化財に現状変更を加えることとなる例が最近きわめて多い。それらは、すべて文化財保護委員会の許可を必要とするが、同時に他の官庁の許認可等を要するものが少なくない。このような場合、関係官庁間において、特に許認可前に、あらかじめ相互にいっそう密接な連格を行って官庁間の意思およぴ措置の不統一を避け、文化財保護の完遂と国土の開発等の遂行とに遺憾なきを期そうとするものである。


縄文学研究室トップ法令集トップ管理人:Nakamura Kousaku
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