卒業論文第2次題目メモ縄文学研究室トップ研究ノートトップ
 6月に第2次題目の提出があった。題目の最終決定である。第1次題目で掲げた「墓域全体」から「小型土器副葬」にテーマを絞った。「−西南関東における小形土器の副葬をめぐって−」は仮であり、教務課提出題目には掲げていない。
 ただし、何をどう提示するかについては今なお検討中である。(03.8.5)

縄文時代後期における葬墓制の研究
(−西南関東における小形土器の副葬をめぐって−)


第1章 はじめに
 縄文時代後期中葉の西南関東には土坑墓への小形土器の副葬が特徴的に認められる。卒論ではこの現象を取り上げ、関東周辺地域の葬墓制文化・土器文化における、この現象の位置づけを明確にすると共に、その動態から社会の動きを探りたい。

第2章 研究史
 第1節 葬墓制研究の視点と課題
 第2節 土器研究の視点と課題
 第3節 小形土器副葬をめぐる研究史


第3章 土器副葬の概要

第4章 小型土器の副葬事例
 南足柄市狩野馬場遺跡、大井町金子台遺跡、大磯町石神台遺跡、伊勢原市三ノ宮下谷戸遺跡、三ノ宮前畑遺跡、下北原遺跡、、東大竹山王塚(八幡台)遺跡、平塚市王子ノ台遺跡、綾瀬市上土棚南遺跡、海老名市杉久保遺跡、、横浜市小丸遺跡、華蔵台遺跡、三の丸遺跡、神隠丸山遺跡、町田市なすな原遺跡、田端遺跡、野津田上の原遺跡、青梅市寺改戸遺跡、調布市下石原遺跡、八王子市池の上遺跡、三鷹市丸山A遺跡、市川市姥山貝塚
 

第5章 副葬された小形土器
 第1節 器種・器形の設定
    →副葬される土器は深鉢・浅鉢・注口なども見られるが、多くは鉢・椀の類
 第2節 大きさ
  ・副葬土器を器種別にサイズを分析する。
    →加曽利B1式期には副葬土器が小形化する。
  ・墓域外・周辺地域遺跡出土土器のサイズ、器種との比較を行う。
    →小形土器は関東全域でつくられているものの、西南関東では副葬例が卓越する
 第3節 出土状況
  ・副葬土器の出土層位、出土位置等の確認、類型化。
 第4節 伴出遺物

第6章 小形土器副葬の時間的変遷
 第1節 時間軸の設定
 第2節 副葬土器の変遷

第7章 小形土器副葬の空間的展開
 第1節 空間軸の設定
 第2節 小形土器副葬の空間的展開

第8章 墓域における土器副葬墓の位置付け

第9章 周辺時期・地域との比較

第10章 小形土器副葬の歴史的意義

第11章 要約

補注
参考文献一覧


備 考
・分類基準は事例を挙げる前に設定しておくべきか。
・小型土器副葬の前段階をどう扱うか。
・比較遺跡(土器比較/墓域比較、地域内/地域外)をどう扱うか。


(2003.4.20演習で発表 03.6.30修正)
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